field note 002 出雲風土記
『field note』
これは、わたしたちM^(メタ)が活動したことを記録しておくためのアーカイヴ。
M^のウェブサイト『LOGUE』に掲載したイラスト、文章、写真を再編集し、書籍の形としたものです。(刊行の経緯はこちら)
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field note 002は『出雲風土記』。
出雲でのクライアントワークについて、振り返り語りながら、文章と写真で表現しました。
LOGUEで3回に分けて公開した記事を再編集し、field noteの形に生まれ変わりました。ウェブで読むのとはまた別の体験になると思います。
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“「観察と観光」の間、<まじめ>と<ふまじめ>の間で、僕たちは活動している”
“何よりぼくたちを揺さぶったそれは、「地元の方が上述のような話を、ぼくたち観光客(出張客)に対して、食事の場において共に語ったこと」にあるのだろう。そこには広い意味での交換(交流)があったという事実である。交換の場とは、市(いち)や港にみられるように、交通の要所、道の始点と終点の間にある。すなわち、交換の場とは常に境界にあるものだ。”
“語り手が知っていたからこそ、他者に語ったはずなのに、語り手が知らなかったことに気がつく。語り手は、語ることで<既知>の<未知>に出会うのだ。”
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title:field note 002 出雲風土記
date:2022.5.31
size:181mmx103mm
page: 68
表紙デザイン(紋):ささきえり
編集・校正:Emi Kaneko
写真・文章:Tomohiro Sato